大阪グリーン・エコー 大阪グリーン・エコーとは  演奏会予定
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  混声合唱団 大阪グリーン・エコー  
                       ・・・・とは・・・どんな団?

♪創団 1948年(昭和23年)
♪創団者 加藤直四郎 
♪常任指揮者 森啓一 
♪レパートリー ルネサンス期の宗教音楽から近・現代の西欧・北欧の音楽。
邦人のアカペラ作品やオーケストラと共演の大曲
まで
♪主な活動  定期演奏会・大阪府合唱祭・他団との合同演奏会
   

混声合唱団 大阪グリーン・エコーの生い立ちは・・・

1946年(昭和21年)、終戦からまだ1年しか経っていなかった焼け跡だらけの大阪・梅田で出会った昔の音楽仲間が旧友たちの消息を求めて、心斎橋の春風堂の一隅で歌い始めました。
「男声合唱団ジュピター・コール」です。
一方「女声合唱団みのも会」は旧制夕陽丘高等女学校の卒業生が学生時代の歌うことの楽しさが忘れられず、1937年(昭和12年)に恩師の加藤直四郎先生の自宅に集まって歌い始め、戦中戦後を通じて歌い続けていました。

共通の指導者である加藤直四郎先生がシベリアから奇跡的に帰還し、音楽活動を再開するのを機に両合唱団はひとつになり1948年(昭和23年)混声合唱団として新しい一歩を踏み出すことになりました。

団名は御堂筋の緑の銀杏並木にちなんで「グリーン・エコー」となづけられ、淀屋橋に近い教会で、練習が始まりました。

戦火を潜り抜けて焼け残った古いオルガンを囲み、男声15名、女声20名というささやかな第一回の練習ではありました。
加藤先生の献身的な指導と団員の新生の熱意が一体となって、練習場の不便さも、食べる物の不自由さも、乗り物の混雑も苦にもせず、相次ぐ停電に悩まされながらも、練習に練習を重ね発足一年目の秋の関西コンクールでは一般の部で第2位を獲得、11月26日には第一回目の演奏会を開くなど、好調なスタートを切りました。
間もなく100名を超える大合唱団となり念願の関西コンクール第1位となり、まさに今日の関西合唱界の礎を築いたのです。

以後、歴代の著名な常任指揮者に支えられ、50周年記念演奏会では、加藤直四郎先生の後輩の森啓一指揮者に受け継がれ現在に至っております。

 上記のような歴史を経て歌い続けてまいりました現在の「大阪グリーン・エコー」は
2008年に創団60周年を迎えました。
奇しくも記念演奏会当日は加藤先生の満100歳のお誕生日でもあり、会場のお客様と共にお祝い出来ました。

加藤直四郎先生は2009年7月101歳のお誕生日を待たずして他界されましたが現在の大阪グリーン・エコーは加藤直四郎先生の音楽を愛するお心を立派に引き継がれた森啓一先生に導かれて次の70周年を目指し、練習に精を出しております。

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